システム(開発改修・保守管理)の入札案件
- 行政書士 塩澤康幸
- 2024年1月31日
- 読了時間: 2分

電子化が進み、異なる自治体間での統一化も図られています。いったん電子化すれば、その保守管理も必要です。
一方で、早くから導入されたシステムでは、環境変化に合わせた改修、変更に伴うデータ移行などの業務が発生しています。
公共からのシステム関連の案件がどの程度の規模・価格で出ているか、実例を紹介します。
【開発・改修の案件】
公共のシステムは民間のシステム以上に、停止したりデータを紛失したりすると大惨事になるものがたくさんあります。慎重な対応のため、確かな技術と堅実な対応が求められます。
機能追加などの小規模な改修では、対応内容や期間に応じて少額になる傾向があります。閑散期を埋めたい、初めての公共入札案件であるなどの場合におすすめです。
一方、上を見ればシステムの影響範囲や対応内容に応じ、数千万円規模の案件も多数あります。自社が割ける人員、期間などに合わせて選ぶことが重要です。
・警察署の証明電子化システム移設 約35万円
・コロナワクチンの種類追加に伴う実績システムの改修 約130万円
・保険証確認システムのクレジットカード決済機能拡張 約194万円
・人事システムのブラウザ変更対応 約253万円
・税システム標準化に伴うデータ移行の課題抽出と解決方法策定 約1044万円
・市立図書館システムの整備 約1450万円
・施設維持管理システムの改良検討 2060万円
特に開発に関するお仕事は、こちらの過去記事もご覧ください。
【保守・管理の案件】
作成されたシステムを問題なく運用保守していくのも大切な業務です。
開発・改修よりは少額になる傾向がありますが、年単位など安定した業務につながりやすい分野でもあり、気を付けて探していれば大規模&重要な案件も散見されます。
システムの分野は様々で、発注機関により、土木水道、医薬衛生、人事庶務、国民・住民との間で情報提供ややり取りを行うものも。自社が強い分野の案件も、きっと見つかるはずです。
・市の水道施設管理システム運用保守 33万円
・会議録検索システムの保守 約138万円
・物流管理システム保守 約212万円
・病院情報システム保守 約2336万円
・基幹情報システム保守 約5187万円
行政書士法人ふらっと法務事務所では、入札参加資格の取得前から落札後までしっかりとフォローいたします。資格申請からサポートまで含めて月額料金46,000円~。もちろん、最初に案件があるかどうかを確認し、取得のメリットがある方にご案内しております。
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